鹿浦越ランプロファイア岩礁と遠見展望台の手軽で美しいウォーキングコース
香川県東かがわ市松原にあるランプロファイア岩礁とその周囲にある遠見展望台までをウォーキングしてきました。
ランプロファイアとは煌斑岩とよばれる有色鉱物です。
花崗岩の白にランプロファイアの黒が貫入した白と黒の縞模様をした珍しい岩礁です。
国の天然記念物に指定されています。(1942年(昭和17年))
アクセス
県道122号線沿いに駐車場が有り5台くらい駐車できそうです。
トイレは設置されていません。
コース
概要
・折り返しコース
駐車場→遠見展望台登り口→ランプロファイア岩礁→遠見展望台登り口
→蕪越狼煙場跡→遠見展望台→駐車場
コースタイム 約40分(歩くだけを想定)
距離2.4km
天気 晴れ
メンバー 2名
MAP
youtube動画
内容
駐車場ここから奥に進んでいくと案内図と登山口のようなものが現れます。
この登山口からは遠見展望台などにアクセスできます。ランプロファイア岩礁の帰りに登ります。
岩礁までの遊歩道の視界は開けており瀬戸内海が広がります。
また、道のすぐ隣に海なので海を間近に感じながら歩くことができます。
鹿浦越の東屋 周囲には雑草が生い茂っています
潮位が高いときに来てしまい、歩道が浸水して進めませんでした。
一旦引き返し、遠見展望台へ向かうことにします。その後リトライします。
当時 時刻10時 潮位205cm(高松) ※潮位は時期により変動します。
①~③の順に進んでみました。
✖のついている場所は通行止めでした。ランプロファイア岩礁を上からの見下ろすことができるかもと期待してましたが残念。
遊歩道は良く踏まれ道幅は広く道標も要所にあるので迷うようなところではないと思います。
道標の蕪越狼煙場跡は上の地図の②に当たるところです。
蕪越狼煙場跡②
江戸時代末期、讃岐高松藩は幕府の命令で異国船の渡来を告げるために蕪番所、遠見台、狼煙場を設置し海防に努めたと記載されています。
東かがわ市指定文化財
遠見展望台③
3か所のベンチと東屋が一ヶ所
いづれも瀬戸内海を眺めることができます。ここで景色を眺めながらおやつを食べたくなります。
遠見展望台の一番奥の場所
ここが最も見晴らしが良かったです。写真左下にある島は双子島です。
視線を右(徳島県側)に向ければ奥に淡路島が見えます。当時は少しガスっていました。
下山後再びランプロファイア岩礁へ。
(記事内のコースタイムは下山までです。2回目の岩礁の行程は除いています)
潮位が下がり進むことができました。
当時 時刻12時 潮位151cm(高松) ※潮位は時期により変動します。
縞模様の岩礁。珍しいですね。
案内板
8300万年~6600万年前に形成された花崗岩にランプロファイアが貫入した岩脈で幅2cm~2mまでのランプロファイア岩脈はの貫入によりできた縞模様は大小合わせて20以上も存在すると記載されています。
こんな風に貫入していました。自然でこんなのができるなんてすごいですね。
感想
このランプロファイア岩礁は見応えはありますが、ここまでの遊歩道は眺めがとても良く海と隣り合わせなので、海とともに歩いていく感じがします。普段歩かない方でも面白実があると思います。
潮位には要注意で事前に調べてから行くことをお勧めします。気象庁HPの潮位表で高松を参照すればいいと思います。
私は全く調べずに行きました(- -;) 下手したらランプロファイア岩礁が見えなかったかもしれません。
これだけだと10-15分でウォーキングが終了してしまうので、もう少し歩きたい方は遠見展望台まで進むことをお勧めします。真夏は暑いかもしれませんが遊歩道も良く踏まれ歩きやすく気持ちよく歩けます。遠見展望台からの瀬戸内海の眺めはとてもいいので、充実する事でしょう。
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