砥石権現と水恋沢【登山】神山町へカタクリを求めて 2022/4/23

カタクリの花 徳島東部

砥石権現と水恋沢のカタクリを散策すると登山

徳島県名西郡神山町にある砥石権現(標高1374m)を登山してきました。
神山町と那賀町の境に位置する山で、カタクリの花の開花時期だったので少し視線を下にしてカタクリを愛でつつ歩いていきました。

アクセス

国道193号線より岳人の森キャンプ場へ向かいます。
キャンプ場内に登山口があります。

キャンプ場に登山口があり、駐車します。
本稿の砥石新道ルートについては入山料と植物園入園料を兼ねて500円/人必要です。
193号線沿いのレストハウス観月茶屋で受け付けてくれます。

岳人の森HP

四国山岳植物園 岳人の森
四国山岳植物園“岳人の森”の公式ホームページ。絶滅危惧種をはじめ希少で貴重な高山植物を保護し、一般に公開しています。園内には、宿泊棟、オートキャンプ場、創作料理レストハウス“観月茶屋”も設けています。

ルート

コース概要

往復コース
岳人森キャンプ場→栃山→砥石権現→水恋沢
コースタイム 3h15min(岳人の森キャンプ場より|休憩含む)

天気 曇り
メンバー 計1名

MAP

map

youtube

内容

岳人の森~砥石権現山頂

キャンプ場駐車場からスタート。そこから登ってすぐにトイレがあります。

トイレ

植物園内を通過しますが基本順路の道標を通りに行きました。砥石権現の登山口が現れます。

砥石新道登山口

栃山に到着。特に景観はない。中間地点の認識でいいでしょう。ここから山の尾根道の雰囲気が出てきます。

進んでいくとシャクナゲ坂の案内板が現れる。この案内板前後にはたくさんのシャクナゲが存在しています。案内板には花期は5月中旬と記載されています。ツツジも散見されました。

さらに進むとカタクリ自生地の案内板があります。4月末~5月上旬と記載されています。
4/23ですので若干早いかとおもいましたが、登山前に管理人さんから今は沢山咲いていますとのお話があったのでカタクリの花は期待です。

カタクリ発見!山頂までカタクリの花が所々に咲いていました。

カタクリ

登山道も良く踏まれ整備されているので歩きやすく、自然林豊かで癒される尾根道です。
砥石権現山頂までは難しいところはないと思います。

砥石権現の稜線歩きも癒されます。ブナなどの新緑はもう少し先ですが。

砥石権現山頂 周囲には展望はありません。可憐なカタクリは咲いていました。
山頂の近くで展望の良いところで座れる場所はあります。(youtube 動画12:55参照)

砥石権現山頂

砥石権現山頂~水恋沢

カタクリを求め山頂を通過し北西に進みます。進んでいくと左手側(西方向)に歩道の道標が現れます。今回の山行に限ってですが山頂からこの辺りまでが最も多くカタクリが咲いていました。
歩道の方向の急斜面を下ります。

勾配が緩くなったと思えば水恋沢の案内板が現れました。200mと記載されています。
これくらいならと思い進みました。
勾配はほとんどなく、自然林が多くみられます。「森」って感じです。
道は薄くない程度に踏まれ、テープもありました。
右の写真が正面の方向で右に枯れた沢筋が通っています。これがおそらく水恋沢の沢筋とかと思います。

水恋沢に到着。案内板にはカタクリの自生地と記載されています。
周囲にはカタクリの花が少しありました。
この頃には天気が完全に曇っていて、カタクリが花冷えし花が閉じていました。
カタクリの詳細については、以下のサイトに記載がありました。

/http://www2u.biglobe.ne.jp/~waroh/green/katakuri.htm

さらに進むとこんな看板が現れた。カタクリの群生地を示しているのだと思ったのですが、
踏み跡の周囲ではカタクリを発見できませんでした。
アケボノツツジの方面に少しだけ進みましたが、見つかりませんでした。

これ以上先に進んでもないような気がしたので引き返すことにしました。

感想

栃山以降の尾根歩き、砥石権現の稜線歩きとも快適だったと思います。天気は後半は完全に曇りでしたが気候は良く、美しいブナなどの自然林の中を歩くことができて気分が良かったと思います。
山頂の展望、周囲の雄大な展望がない代わりに、歩いてじわじわと森の美しさを感じさせてくれる山行でした。
一歩で水恋沢付近のカタクリはぽつぽつ自生している感じでしが、The森の中という雰囲気が感じられました。

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