梅雨の晴れ間の稜線歩き
徳島県三好市と高知県香美市の境に位置し剣山系に属する標高1605.6mの山。
徳島県の祖谷山地に矢筈山が存在しますが、これとは異なります。
京柱峠以降の小檜曽山から土佐矢筈山にかけての稜線の笹原は雄大で見通しも効きます。
別世界に来たかのような気分にさせてくれるでしょう。
アクセス
国道439号線沿いにある京柱峠に登山口があります。
コース
コース概要
コース 京柱峠→原始林コース経由→△土佐矢筈山→△小檜曽山→尾根コース経由→京柱峠
メンバー 3名
天気 晴れ
コースタイム 6h35min(休憩等含む)
コースタイム内訳(実測 休憩時刻含む) 京柱峠 土佐矢筈山 3h20min、土佐矢筈山→小檜曽山 1h40min
トイレ 京柱峠近辺
MAP
Youtube動画
内容
土佐矢筈山
京柱峠に駐車しスタートです。左の写真の右に道を進んでいきます。
少し舗装路を歩くと小檜曽山 登山口があるのでそこからアプローチしていきます。
序章を演出するかのような人工林地帯
原始林コースまで尾根を登っていきます。
直進は尾根ルート、右側が原始林コース
今回は原始林コースへ向かいます。
原始林コース 新緑が眩い落葉樹林地帯。まさに深い森。涼しく美しい景観。
ブナの巨樹のいくつかは傷んでいました。こちらのブナは枝が折れています。
バイケイソウの蕾
モミの木千本の看板まで来ると原始林コースと尾根ルートの分岐地点です。
確かにモミの木がたくさん現れます。
京柱峠分岐 東に行けば土佐矢筈山、南西に行けば小檜曽山
今回は、先ずは土佐矢筈山へ、帰りに小檜曽山へ行きました。
小檜曽山の山頂?本当の小檜曽山は南西方向にあります。ネット、他の人の情報も踏まえニセ檜曽山という名前に落ち着きました。土佐矢筈山が少しづつ近づいてきています。
さぁここから雄大なる稜線を歩いて行きましょう。ここは本当に綺麗で訪れた人はきっと世界観が変わるはず。”四国一美しい山xx”というタイトルをYoutube、Brogで散見しますがここに来ると本当に?と思ってしまいます。
個人的には歩く幸福感高めなところだと思います。
やぶ漕ぎは有りませんでしたが、一部、笹の中を歩く場面もあるのでパンツを汚したくない方は、ライトなスパッツの準備を検討しても良いかもしれません。私は装備していませんでしたが、登山仲間の方は最初から装備していました。
土佐矢筈山山頂(1606.6m) 広くはないですが休憩するスペースは有ります。
剣山系の山々が見渡せます。
近くだと天狗塚と網附森といったところでしょうか。
景色を見ていると、ここは山深いところだと実感します。
小檜曽山
さぁ次は京柱峠分岐まで戻り小檜曽山へ向かいます。
帰りも絶景です。
京柱峠から左写真の様な感じで稜線を歩いて行けば小檜曽山(1524.9m)へ到着します。
山頂の景色は土佐矢筈山とその稜線を目に収めることができます。これも中々の眺め。
ただ、土佐矢筈山とその過程での稜線歩きの眺めが良すぎて、
皮肉にも絶景慣れしている感じがしました。
まとめ
- 山深く秘境感が実感ができる。
- 京柱峠以降の土佐矢筈山の稜線歩きの笹原の雄大さは感動モノ。
- 絶景だが登山者は意外と少ない。(今回は3組の登山者とすれ違った)
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