秋のハイキングでアサギマダラに会う
兵庫県南あわじ市にある諭鶴羽山地に位置し標高は608mで淡路島最高峰の山です。
コースは大きく分けて南側(灘黒岩)の表参道コースと北側(諭鶴羽ダム)の裏参道コースがありますが、ここでは裏参道コースを紹介しています。
備考
淡路島最高峰、一等三角点の山
近畿百名山、ふるさと兵庫50山、ひょうごの森百選
アクセス
諭鶴羽ダム近辺に登山口と駐車場があります。
コース
コース概要
往復 コース
裏参道登山口(諭鶴羽ダム)→諭鶴羽山→諭鶴羽神社コースタイム(実測)
コースタイム参考地
裏参道→諭鶴羽山 1:30
諭鶴羽山→諭鶴羽神社 0:10
(コースタイム参考文献 決定版 関西の山ベスト100)
メンバー1名
天気 曇り時々晴
トイレ 登山口、諭鶴羽神社
MAP

Youtube動画
内容
諭鶴羽山
諭鶴羽ダム付近に駐車場と登山口。
諭鶴羽古道、裏参道コースで登ります。


神倉神社 序盤に現れるスポット。案内板によると伊弉諾、伊弉冉の2神が遊ばれた処で、心の荷物を預け清々しい心で諭鶴羽神社へ参詣に向かったことがこの神社の名の由来。


登りの後はトラバース道が続きます。裏参道だけあって道は整備されて歩きやすい。

トラバース道を進んで行くと諭鶴羽山への分岐があり尾根側へ登っていきます。トラバースを続けると諭鶴羽神社に続きそうですが、この先は実際に見ていないので何とも言えません。

少し登ると稜線に取り付きました。左(南東)に曲がり稜線を歩きます。進んでいくと舗装路が現れました。


山頂への分岐が現れたので右に曲がり山頂へ。この舗装路はNTTの無線中継局へつながっています。
山頂は608m 淡路島最高峰に到着。


山頂は開けて眺めは良いと思いますが目下樹林が有るので、眼下の眺めそこそこという感じです。
天気が曇りがちで空と海のメリハリがあまりないですね。

諭鶴羽神社
山頂から諭鶴羽神社に登山道が続いているので、そこから向かいます。
途中でNTTの中継基地局の施設があります。


諭鶴羽神社まで下ります。登山道も整備されて分かりやすく進めます。
途中で篠山神社があります。


かつてはここが諭鶴羽神社でした。伊弉諾尊、伊弉冊尊が祀られいる。

篠山神社を少し下りれば諭鶴羽神社です。
以下諭鶴羽神社の境内の一部(メインの部分は諭鶴羽神社の公式HPをご参照ください)。
はじまりの鐘 3回鳴らすようです。
皇太子ご成婚記念の石碑、三笠宮彬子殿下参拝記念碑も見えます。
由緒正しき神社という事でしょう。


鳥居の近くに諭鶴羽駐車場があり水洗トイレも有ります。すなわちここまで車で来れる。


鳥居を向かって左側の歩道を少し歩けば、サキバカマが植えられていて、そこにアサギマダラという蝶がたくさん飛びかっていました。写真では分かり難いので、動画を10:20に合わせてもらうと少し分かりやすくなるかと思います。

アサギマダラは渡り蝶で、この季節になると越冬のため北日本から飛来してくるようです。
なんというか上品な感じの蝶ですね。
生態については、ネット上に多く掲載されているので興味のある方は検索してみてください。
まだまだ生体に謎が多いようです。

天の浮橋遥拝所
標高530m 眺めも良いですが、眼下にフジバカマが植えられていてこちらにもアサギマダラ沢山とびかっいていました。


うーん広角で撮った写真では蝶の様子が分かり難いですね。。。
そもそもアサギマダラがここに飛来しているといいう事を知らなかったので、相応の撮影機材の準備をしていなかったでのです…。

あとは来た道を帰りました。歴史と信仰の道良いタイトルですね。

まとめ
- 登山道は整備されており登りやすい。諭鶴羽山へ登りはトラバースを交えるので呼吸を整えやすい。
- 諭鶴羽神社にサキバカマが植えられており秋になるとアサギマダラの大群が飛来し、花の周囲を飛びかう姿は人々を魅了している
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