四国で霧氷に親しまれた山を登る
寒風山は石鎚山脈の東部に位置する標高1763mの山です。
北は笹ヶ峰、東は冠山、南は伊予富士が構えています。
本稿の桑瀬峠経由のコースの場合、
登山口から桑瀬までの樹林帯は落葉樹、以降は稜線歩きで眺めもよく道も分かりやすい山だと思います。
アクセス
山頂は高知県いの町と愛媛県西条市の境に位置していますが、大抵の方が高知県の”道の駅 木の香”を経由して登山口に来られていると思いますので、この経路を以下の地図に示します。(道の駅四国ポータルサイト)
登山口が掲載されていませんでしたので、付近の公衆トイレを目的地としています。
ちなみにこの公衆トイレ、冬季は閉鎖されています。
最寄りのIC 伊予西条IC
コース
コース概要
コース 往復
寒風山登山口→桑瀬峠→寒風山
コースタイム 5h:50min(休憩含む)
メンバー 3名
天気 曇り時々晴れ
トイレ 冬季用 仮設トイレ有り
MAP
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内容
寒風山登山口 トイレは冬季閉鎖中でしたが、仮設トイレがありました。
当日の路面は硬めの雪で凍結している箇所もありました。
先ずは桑瀬峠に向かいます。桑瀬峠までは雪が深くはなく、チェーンスパイク(ほかのメンバーは軽アイゼン)を装備して歩きました。
桑瀬峠以降雪が深くなるかもしれないのでアイゼンは携行です。
桑瀬峠 奥には寒風山の山容が見えます。登坂意欲をそそります。
しかし、天気が曇りはじめ空が白くなってきました。
僅かな間青空が覗いたので霧氷を撮ってみる。霧氷と青空の相性は抜群です。
トラ―バース道は雪が十分に積もっていた。
ここを通るころには3人ともアイゼンに履き替えていました。
南側の伊予富士方面
東側に見える冠山。尖った感じでカッコイイです。
こちら寒風山山頂、南の伊予富士方面の展望。ガスって展望なし…。
さぁ下山を始めましょう。
登山でよくある話ですが、下山時には天気が良くなるんですよね(–;
下山後の駐車場付近。完全にアイスバーンです。おそらく雪が解けて固まったのでしょう。
4輪駆動のスタッドレスですが、ゆっくり走ったものの何度もヘアピンで滑りヒヤッとしました。
ヘアピンがブラックバーンで、フロントが流れると焦ります。
恥を切りすぎてグリップが戻ると次はリアが流れてとタコみたいになりました。
無事に帰れましたが、登山よりも緊張したのでした。
まとめ
- 冬でも登山する人が多く、トレースが分かりやすい
- 四国では霧氷の名所として知られている山
- 冬山としては比較的登りやすい山
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