筒上山 土小屋-岩黒山周回【登山】 石鎚山の隣からツツジと石鎚山系を眺めよう 2022/5/7

愛媛県

石鎚山の眺めが良い筒上山

愛媛県 久万高原町/高知県 いの町にある筒上山(1859m)を登山してきました。
石鎚山脈に属し、四国100名山に選定されています。
山岳修験の山であり、山容は独特なドーム型の頂上となっています。

アクセス

登山口である土小屋駐車場へのアクセス (マイカー使用)
・徳島県側 伊予西条ICより国道194号線から林道瓶ヶ森線もしくは県道40号線を進む。
・松山市方面 県道12号線より石鎚スカイラインを進む。

コース

コース概要

周回コース(時計回り)
土小屋駐車場→△岩黒山→丸滝小屋(トラバース道)→手箱越え→△筒上山→(北尾根)→丸滝小屋→土小屋 駐車場

コースタイム(4h55min 休憩含む)
天気 曇りのち晴れ
メンバ 2名

MAP

Map

Youtube動画

内容

岩黒山

土小屋駐車場よりスタート。
岩黒山が構えています。ツツジのピンク色が見えますね。
岩黒山登山口よりスタートです。

岩黒山への登山道は良く踏まれ案内板もわかりやすく登りやすいです。
登り始めの天気は曇りがちでしたがピンク色の花が岩黒山に向かって点々と咲いているのが見えます。

岩黒山までの道中アケボノツツジはバッチリ咲いていました。

アケボノツツジ 岩黒山 2022/5/7

岩黒山(1746m)山頂 案内板の背景(北側)に石鎚山がそびえ立つ 

岩黒山山頂 

一方、南側は筒上山の山容を眺めることができます。左側がほぼ直角に見える特徴的な山容です。
今日の目的地ですね。直角になっている側の底面側で裏の手箱越えがあります。

筒上山の山容

筒上山

丸滝小屋へ向かいます。写真では見えていませんが鳥居手前の左側に筒上山の
登山道がありますので、こちらをに進み先ずは手箱越えに向かいます。

丸滝小屋

丸滝小屋より進んですぐにヒカゲツツジの群生が見られました。

快適なトラバース道を通っていると思いきや、鉄の橋というか歩道のようなものが数か所現れた。
古く錆だったり朽ちている感じがします。底が抜けたりしないよね?…と不安になりつつ進みました。

岩黒山と筒上山鞍部に分岐があります。左側は手箱越え行のトラバース道、
右側は筒上山の北尾根への直登りで笹薮を進むコース。
今回のコースは左側のトラバース道経由で筒上山に登ります。
筒上山北尾根の笹薮以外は登山道は分かりやすいと思います。

手箱越え
山深い森を歩いたと思えば大きな石垣が現れました。

手箱越え

石垣の上には大峰宗覚心寺派の修行場があります。白い鳥居を通過すれば鎖場です。

鎖場 見かけほど難しくないですが、鎖だけで行くと最終の部分が難しそうに見えました。
補助ロープが張られているのでこちらを利用すると比較的簡単に登れました。

手箱越え 鎖場

鎖場を登り切れば世界が変わったかのように視界が開けてきました。
高度感を感じることでしょう。

筒上山山頂 お社の背後には石鎚山が見えます。
360度視界は開けており石鎚山系の山々を眺めることができます。

筒上山 山頂

下山は北に延びる尾根を下りていきます。早速笹薮を歩かなくてはなりません。
山頂でゲイタ―の装着をお勧めします。
笹は腰くらいの丈がありますが、ルートは踏まれているので
トレースと尾根筋を意識して下りていきます。

笹薮は30-40分程度歩くと思います。

笹薮以降の丸滝小屋の分岐  
岩黒山の直登りとトラバース道の分岐があります。
行きで岩黒山は登ったので左のトラバース道で土小屋 駐車場まで帰りました。

岩黒山トラバース道 分岐

歩きやすくとても快適な道で、下山したい気持ちと名残惜しい気持ちが交差してきました…。
ちなみにトラバース道の途中でも岩黒山に登ることができます。
残りは道なりに下りて下山完了です。

感想

石鎚山の周囲の山ということで石鎚山の存在感を感じることができる山行でした。
今回の周回コースは花、山深い森、鉄の橋、鎖場、信仰の象徴、石鎚山系の展望など変化に富み、コースタイムの割に出会うものが多く面白いと思います。
 アケボノツツジが目当てと思われますが、岩黒山にはそこそこの登山者が登っている様子でした。
一方、筒上山で見かけた登山者は2組でした。土小屋駐車場はほぼ、いっぱいだったので圧倒的な石鎚山の人気を感じますね。


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